堺次夫(さかいつぎお)
悪徳商法被害者対策委員会会長 消費者問題研究家
日本消費者政策学会 理事(2019.09~)
元、国際短期大学特任講師(2014.03.3末まで)
元、信州大学客員教授(2009.4~2015.03)
元、信州大学イノベーション研究・支援センター内消費者問題研究室室長(2015.04~2016.03)
元、法政大学大学院 政策創造研究科兼任(非常勤)講師(2018.09~2019.12)
1950年岡山県生まれ。1968年岡山工業高校卒業後,日立製作所本社勤務を経て,1973年中央大学文学部(2部)卒業。
1974年2月より消費者問題,特に悪徳商法の研究と,それを追及する市民活動に入り,1975年2月悪徳商法被害者対策委員会設立,その会長となり現在に至る。。
趣味は、ソフトボールで昭和43年から現在までエースとして活動中。チームのHPは、こちらです。
「悪徳商法被害者対策委員会」と「同会長 堺 次夫」
「悪徳商法被害者対策委員会」は、庶民を食い物にする悪徳商法の告発、追及をし、消費者からの相談や被害の未然防止活動を行う消費者グループです。消費者保護法規の新立法や強化拡充を行政府に求めて活動する他、超党派で立法府に対し声を届けるところに特徴があります。これまで「マルチ商法規制法(訪問販売に関する法律―現・特定商取引に関する法律)」や「ネズミ講禁止法(無限連鎖講の防止に関する法律)」の制定や強化改正に尽力して来ました。 活動は1974年2月に始まり、翌75年2月に、現「悪徳商法被害者対策委員会」を結成し現在に至り、2024年2月、活動は50周年を迎えました。
会長の堺 次夫は、国会の関係委員会において、参考人として意見陳述を行う事、計11回に及んだ他、国や地方自治体等主催の消費者啓発講演会の講師として、全国各地で講演を現在も行っています。 その数は累計で1100回を数え、2024年10月末現在、まだ講演を行っていない都道府県府は、秋田、高知、佐賀、長崎、鹿児島の5県だけとなっています。また、海外での講演経験(台湾2ヶ所)もあります。
また、消費者教育にも力を入れ、長年に亘り、国や地方自治体、大学等の教育機関、企業、労働組合等の他、行政職員や一般消費者、新入社員向け、消費生活講座等の講師に招かれ、度々、現在でも行っています。
一方、1992年からは、国際短期大学の非常勤講師、同専任講師、同特任講師を務め(2014年3月末退職)。平行して2009年4月から2015年3月まで、信州大学客員教授(イノベーション研究・支援センター)を拝命して、講義や論文発表を行ってきました。なお、信州大学では2015年4月より、イノベーション研究・支援センター客員研究員として、2013年1月から就任している「消費者問題研究室」室長を継続すると共に、同大経営大学院において、時折、講義を行いました。←2016年3月31日付で、信州大学の機構改革により、同大イノベーション研究・支援センターが廃止され、それに伴い「消費者問題研究室」も閉鎖される事になったのは残念でした。
また、2018年度、19年度は、法政大学大学院(政策創造研究科)の兼任講師を拝命しました。各年度秋学期の9月から、週1回、月曜日に再び、教壇に立ち、200分授業を連続7回実施もしました。
更に、最近はまた消費者庁新未来創造戦略本部(徳島)の要請で、四国大学(徳島)や愛媛大学(松山)において、新入学生消費啓発生活講座の講師を引き受け、消費者教育分野で新たな展開が続いているところです。